密吉の備忘録

一向に整わないところで

十五夜

先日は十五夜でしたね。
昨年のこの時期の職場は、多忙なシーズン真っただ中。
早く帰宅できるはずもなく、先輩と一緒に職場でお月見をしたことを覚えています。

今年はきれいな秋晴れ。
驚くほど美しく月が見えました。
お団子もススキのような謎の植物も無事に手に入れ、穏やかな十五夜を夫と過ごしました。
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(本当はお月様がよく見える位置に用意するんですけどね。)

仕事の関係で「お月見の日はね、一年で一番お月様がまんまるで綺麗にみえるのよ」と子ども達に伝えていました。
(他にもいろいろと由来があるので、どうやったら分かりやすく伝えられるのか苦戦したのも思い出ですね。)
そしてお月見の日まで一緒にカウントダウンなんかしちゃって。
てるてるぼうずをつくった子もいたっけな。

十五夜の翌日、「おっきなお月さまみえたんだよー!!!」と一生懸命に伝えてくれた子ども達。どのくらい大きかったか尋ねると、「こーんなに!!」と腕一杯に広げて伝えてくれる子もいれば、「ちっちゃかったよぉ?」と指でつまんで見せるような仕草をする子も。

そんなこともあったな...とやっと慣れてきたこの地で空を見上げて懐かしく思うのでした。

あの子たちも、昨日は私と同じ月を見ていたのかな。
場所は違えど、なんとなくつながっているような、そうでないような。
なんとも言葉に言い表せない不思議な気持ちになるのでした。

とりあえず、大変だった記憶は美化されがち、これは間違いない。笑
正直経験を語れる立場ではないのですが、たった3年間が濃すぎて時々こうして思い出してしまうのです。まあ、ご愛嬌、ということで。

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