密吉の備忘録

一向に整わないところで

栗の渋皮煮ができなかったので芋煮(レシピ有)

お久しぶりです。
気が付いたら11月になっていました。
長期帰省を経て、またこちらでのんびりとした生活を送っています。

毎年秋になると思い出すのが「栗の渋皮煮」です。
とても簡単とは言えない工程を経て出来上がる、あの素朴で優しい甘さの一品を
母と妹がよく手作りしていました。
食べる専門の私にとって、渋皮煮を自分でつくることができたら一人前、
といった不思議な思い入れのあるスイーツです。

「この秋こそ!」と意気込んでいたのに、
長期帰省中に季節は廻り、もうスーパーでも農協でも栗が手に入りません。

来年に期待…と落胆していたら、ドライブ中に
「関東一の大鍋 やまがた宿芋煮会 11月20日

と、一文字ずつパネルに書かれた看板がズラーっと並んでいるところに
出くわしました。
(とにかく圧がすごい、是非行ってみたい)

Oh…芋煮…いいんじゃない?と

栗は諦めて里芋にシフトチェンジ。
農家さんから直接仕入れいている里芋をスーパーで購入し、
芋煮をつくることに。

芋煮も母がシーズン1.2回はつくってくれていた、思い出の味です。
本場の芋煮は食べたことがないのですが、
母が山形出身の方から聞いたという材料と、
山形市の公式HPのレシピ等を参考にアレンジしました。

以下、備忘録。


<材料> 4人分
・里芋     10個程度
・こんにゃく   使い切りサイズ1個 (下ゆで不要のものをつかった)
・牛肉 薄切り  150g程度 お好みで
・木綿豆腐    1丁
・長ネギ     1本~
・しめじ     1/2(今回は二日目に入れた)

<下準備>
○里芋
・しっかりと洗い、包丁でぐるりと一周切れ目を入れる。
・茹でで、少し柔らかくなったら取り出して皮をむく。
(頭とお尻は包丁で切り落としてむいた)
・むいたら塩でもみ、少しぬめりをとる。
・大きいものは一口サイズに切っておく。
○その他
・コンニャクはスプーンやコップ、手でちぎる。
・長ネギは斜め切りでもぶつ切りでも。お好みで。
・調味料は先にカップなどに混ぜ合わせて置おくと楽。
・お好みで唐辛子をどうぞ。

<調味料>
・しょうゆ   大さじ4
・酒      大さじ3
・砂糖     大さじ1 1/2
・だし     少々(顆粒いりこだしと白だしを少々)
かつおの粉  少々(かつおぶしをつぶしただけのもの)
・水      800ml~(アク取りで濃くなったので分量以外にも追加)

<つくり方>
(1) 鍋に下処理をした里芋と分量の水を入れて火にかける。
(2) 煮立ったらこんにゃくと調味料の2/3を入れる。
(3) 里芋がやわらかくなってきたら、しめじ、豆腐、牛肉を入れる。
  あくを取りながらさらに煮る。
(4) 残りの調味料とネギを入れて味を整える。

地域や家庭によって入れる材料も違うとのことなので、
是非、我が家はこれが入るよというものがあれば教えてくださいね。

あと、11月20日、行ってみようかな…笑

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