密吉の備忘録

一向に整わないところで

2022年、そろそろありがとう

これが今年最後の更新となるだろう。目まぐるしい日々から離れ、ゆったりとした時の流れで自分がいかに生きるべきなのか延々と考えて疲れた上半期。途中から考えることを諦めて、こころ赴くままにやりたいことをやり始めた中間期。大した事なんて何もしていないのに、気が付いたらクリスマスが終わっていた下半期。そして今、少し室内の雰囲気が寂しくなり、siriに「なんか曲掛けて」とお願いしたところ、まさかのBittersweet Sambaだった。やるな、お主…。少し陽気な気分になったので、ヨシ、1月から順番に振り返ってやろうかと思ったが、面倒くさくなったのでやめた。

今年もたくさんの出会いがあり...とかで締めたかったが、見ず知らずの土地に来たこともあり、家族以外の他人と話すことなんてほぼゼロ。せいぜいスーパーの店員とのやりとりくらい。

だから今年はとにかく、地元でお世話になった方々に生かされた1年。結婚したらおめでとうと連絡をくれ、大きな地震があれば大丈夫かと気にかけてくれ、ショッピングに行ったら私のことを思い出したからコレ送りますとか。ずっと手渡せていなくて後悔していた手紙を、無事託けることができたのもそういった方々のお陰である。

大人になってから友人をつくったり、一から人間関係を築いたりすることは私にとって難易度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎∞レベル。だからこそ、今までに紡いできた縁は細々と大切にしたい。来年は、関東在住でなかなか会えなかった友人や恩師に会う機会が設けられたら...というのが淡い願望だ。

とか、うんうん考えていたら、上の階の風呂場から可愛い歌声が聞こえる。「♪熱い〜」だそうだ。母と風呂に入っていた頃が懐かしい。

そろそろ私も湯を沸かして風呂に入ろう。今日仕事納めのパートナーに相変わらず好きかもわからぬ安いプリンを冷蔵庫に仕込んでおいたし、夕ご飯も後はハタハタの干物を焼くだけ。今日も大したことはしてないけど、偉い偉い、ご自愛、ご自愛と自分を甘やかす夜。

結局来年のプランなんてほとんど立ててないけれど、健康第一(今年痛感した)こそ正義。生きているだけで優勝。別に今年の自分を越えようとかそういうことは思わない。ぼちぼち頑張って、ぼちぼち生きていれば、勝手に山も谷もやってくる。そんな時だけンッと踏ん張って、またぼちぼち生きることにする。

相変わらずまとまらない言葉の中を生きる私の2022年は、最後までまとまらないが、まあよいことにしよう。こうやってまた甘やかす。(甘やかしスキル検定1級)

どうか皆様も健やかやでありますように。

良いお年をお迎えください。


特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

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