密吉の備忘録

一向に整わないところで

1月の私

お久しぶりの私シリーズ。昨年度、どうにも落ち着かぬ自身の気持ちを整理するために始めたこのシリーズも、生活に慣れると共にいつの間にか更新が止まっていた。

ちなみに今年の目標も、昨年同様、「ぼちぼち暮らす」ではあるものの、時間にも心にもゆとりがある今だからこそできること、面白そうなことにはしっかりと手を出したい。その一環として手を出し、個人的にインパクトが強かった日だけ記念に記録しておこう。

1月11日

完全に興味本位で応募したが見事、採用通知が届く。干し芋品評会の審査員として、30種類以上の干し芋を食べ比べた。昔ながらのムギュっとした食感がなんともたまらない。その食感に加え、芋のうまみが100%凝縮されたような干し芋と出会う。後味もくどくない。一口食べて「これこそセンスが光るってやつか…」と思わず目を見開いてしまうような逸品だった。(見事その干し芋は金賞を受賞)

ちなみに、こんなお一人様は珍しかったのだろうか。会場の写真を撮っていると(撮影可)役員の方が「写真、撮りましょうか?」と親切に声を掛けてくださった。一人会場で記念撮影…というツッコミは心の中にしまう。そして、会場前方ではお友達同士であろうご婦人方が、まるで旅行に来たかのように並んで記念撮影をされていた。楽しそうだと思う反面、どうにも耐えられなくて、母にちょ…ちょっと…おもろかったから…聞いてと帰宅後すぐに電話をしてしまった。帰って来た夫にも話してしまった。ネタにして申し訳ないと思っている。

来年も絶対応募しよう。

 

1月17日


魚市場お一人デビュー記念日。アジやイワシ、マグロの気分ではなくムシカレイを手に入れる。4枚300円。つまり1枚75円。安すぎる。

1匹単位ではなく1盛での販売が基本のため、二人暮らしにとって十分すぎる量。それなのに1盛購入すると、もう1盛どうかと勧められる。残念ながら我が家の冷凍庫が悲鳴をあげてしまうのだ。「ちなみにこれって冷凍でどのくらいもちますか」「焼くと煮る何がおすすめですか」など聞きたいことはハッキリ聞く、いらんもんはいらんと強い気持ちで対抗する心が必要ということを学ぶ。今回は「焼くのも、煮るのもうまいよ。二人なら半分ずつして食べてみればいい」とのことだったので仰せの通りにした。両方最高だったことは言うまでもない。

 

1月23日

調理機材新中古販売店へ。チキンライスの型、アイスクリームディッシャー、グラス、どんぶり、馬鹿でかい鍋、エトセトラエトセトラ…。とにかく、ワクワクする物ばかり、あれも欲しい!これも欲しい!となるので、グッと気持ちを抑えなければならない。

今回は、B級品と中古品の製菓用品を手に入れた。あとは夫がカクテルグラス(スリムタイプの)が欲しいなあと言っていたことを思い出し、購入。これだけ買っても2000円切る。おかしい。

ちなみにこの店は、会員制。会員制と言えば「飲食店勤務者以外立ち入り禁止」と思われるかもしれないが、私のような超ド級一般人でも大丈夫とのこと。紙きれ1枚記入すればカードをもらうことができる。地元にいる際に一度母と新生活用品を購入しに行っていたので、今回は「こんな超絶一般人で大丈夫でしょうか…」とドキドキすることなく、カードをスムーズに差し出し、スマートに購入まで漕ぎつくことができた。まさにビクトリー。(こんなこと考えている時点でかなりダサい。)

マフィン型は無印なのでどこの製品か全くわからないが、二度と出会えぬかもと思い、思い切って購入。また無事に焼きあがったかどうか報告しよう。

 

さて、今年の私シリーズは、全何回になるだろうか。
今年はどんな一年になるだろうか。
まだまだ不安は尽きぬが、楽しみながらぼちぼち暮らしたい。

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