久々の長文雑レポ！！！
ついに行ってきました！富山湾岸サイクリング！5年前の四万十・足摺無限大ライド以来のファンライド...。社会人、主婦になってもこうしてイベントに出られるなんて夢にも思っていませんでした。ここに至るにはいろいろとご縁あってのことなのですが、今回は割愛。
そしてまあ、リアルでご存知の方は私がイベントに出ると言うと既にお察しかと思います。
雨の蒜山合宿！
雨の四万十無限大ライド！
ウェット路面の岡国レース！
その他、諸々！
そして今回。
おはようございますゥ～(白目)
雨で～～～す。しかも爆風（最大14m/s 平均でも5m/sオーバーだったらしい）
でもまあ数日前まで降水確率100%(マジ)だったことを思うと、開催されただけでも奇跡と思うことに。運営の皆様は本当に開催の可否に頭を抱えたことと思います。そのような中での開催の決定、本当に嬉しかったです。なお、私本人はというと、まともなレインウェアを持っていないので、カッパを着て気合いを入れます。もともとクソダサ仕様なのにさらにダサさが極まる。辛いよ〜〜〜。
すでにびしょぬれ。
◎7：30頃
黒部市総合体育公園（スタート）
130kmチームはWANIMAの「やってみよう」(しかも超爆音)でスタート。雨でモチベが下がってる時に聞こえたの歌詞がこちら。
♪雨はいつまでも続かない
土砂降りを楽しもうよ～～
はい！WANIMA先生、分かりました！
やってみるよ～～～～～～～（白目）
ちなみに180kmスタートは「♪Because We Can」でさらにテンション爆上げミュージック。漫才がはじまりそうでしたね。
◎24ｋｍ地点（朝日AS:ヒスイテラス)
顔のほうれい線にたまる泥たち。夫には「泥でまゆげつながってる」と言われる始末。濡れ鼠状態で自転車を置き、気力を失っている私たちに差し出された一筋の光…。
それは...
タラ汁…。
美味しすぎて泣いた。
(心の中で)
具も身もたっぷりだったのに、かき混ぜて撮る気力が皆無でお見せできないのが残念。朝早くから大鍋で仕込んでくれた皆様に本当に本当に本当に感謝です。控えめに言って最高。なお、雨が止む気配はゼロ。
◎入善（一旦折り返し）
圧巻のチューリップ畑。ただ、とにかく進めるうちに早く進んでおきたいのでチラ見をしてすぐに出発。
余談ですが、降水確率100%を見て急遽100均に駆け込んで買った花粉症用サングラスが超絶優秀だった話を置いておきますね。見た目はアレだがマジでなかったら目が死んでた。110円で救える命がある。
◎40ｋｍ地点（入善AS：園家山キャンプ場）
ついに！！！
晴れました！！！
（大歓喜）
水分と塩分をチャージし、カッパを脱ぎ捨てて進みます。一方の爆風は威力を弱めることなく、平均風速6-8メートル前後が吹き荒れていた様子。茨城では向かい風がデフォルトなのでなんとか走れるのですが、さすがに夫のペースについて行けず、恥を忍んで「夫氏（実名）～～～ちょっと待ってくれ～～～」と叫ぶことになるのでした。なお、本人は爆風の音で全く聞こえていなかった模様。ﾁﾝ
◎55ｋｍ地点（魚津AS：海の駅蜃気楼）
魚津ASではかまぼこの補給食！3種類から好きなものを1つ選んで頂きます。私のはなんとスティックタイプのかまぼこ。パッケージがお洒落なのはもちろん、なんせ食べやすい！とかウキウキしていたらまた雨が。悲しい。カッパ召喚。
◎76km地点（富山AS：富山ドリームスタジアム）
ここでサプライズ！！
（ちゃんとルートには書いてある）
バンク1周～～～！（もちろん徐行）
写真は残せなかったのですが、テンションがグッとあがりましたね。観客席からおじ様方がたくさん見えたのでかなり怖かったのですが、選手の方々はあの重圧に耐えているということか...プロ...（白目）
そしてついにお昼ご飯。氷見牛そぼろにメンチカツにコロッケ！超豪華。ファンライドの醍醐味～～～！おいしい！！！
なお天気は魚津を抜けると晴れに好転。でも風は相変わらずとんでもなく、飛ぶ弁当ガラを追いかけるサイクリストの構図があちらこちらで発生してました。もちろん自分もネタか？というくらいおしぼりを転がしてアワアワと拾いに行きましたとさ（完）
◎87km地点（射水AS：海老江海浜公園）
スタートからそうだったのですが、なかなかペースが合う方と出会えず。団子になるor二人旅。130kmコースでも、二段階右折をしない、すり抜けをする、交通規制をしていないのに広がる方がいるなど不安要素も多く…。巻き込まれないよう神経を使っていたら余計体力を消耗してしまいました…。自分たちの走りも客観的に見て本当に大丈夫だろうか…と不安に。こういうイベントごとこそ、慎重に走らなきゃ地元に長く愛されるイベントにならないよなぁ…。
反省会はおいておいて、ひとくち鱒寿司とかりんとう饅頭～～～～～～！！！
さてここからは折り返し。
追い風のターンだぜ…
◎109km地点（滑川AS：はまなす公園）
快適生活ラジオショッピングを始めてしまおうかというくらい快適な追い風。茨城だったら風向きがすぐに変わってしまい、行きも向かい風、帰りも向かい風なんてことがザラにあるらしいので（夫談）本当に救われました。
あと反対車線を走って射水ASに向かう参加者の皆さんに「あともうちょっとで快適だからね…もうちょっとだからね…！」と心の中でエールを送っていましたが皆様無事届きましたでしょうか。（届いてねえな）
はい、ホタルイカ。
「ホタルイカいかがですか～～～～」って109ｋｍ地点で言われるとやはり疲労からか今はホタルイカの気分じゃないんだ…的な感じでスルーする方がかなり多くてホタルイカ係の方に心の中で同情してしまいました。でもホタルイカミュージアムがここにあるから、補給として出すタイミングはここしかないんだよね、仕方ないよね…。
肝心のお味はというと、めちゃくちゃ美味しかったです…今年は不作だって言うし貴重なホタルイカ…タウリン注入…。
あとはジョイマン（違）の新作としろえび紀行。両方最高。ﾅﾅﾅﾅｰ
右を見ると美しい山々、左を見ると日本海！岡山や茨城にいると見ることができない絶景に出会えるのがファンライドの魅力。雲はあるものの、本当に雨が止んでよかった。
さぁ、ラストスパート！
道を間違えないようゴリゴリに前を走るおじ様方をなんとか目印にして進むと、途中で気が付いてしまった。あれ…あの方々以外前にも後ろにも人がいない…。これってもしかして…。
私たち
コースアウトしてるゥ～？？？
（君の名は。）
少し先を走っていた3名と合流し、「もしかして…」と地図を確認。少々道が分かりにくい所があり、そこで見事に間違えていた様子。海沿いに出れば間違いないだろうと、勘を頼りに5人で数分進んでなんとかサイクリングルートに合流。（近辺の住民の皆様すみませんでした）おじ様方にお世話になりました…！！とお礼と別れを告げると再びゴリゴリに走って行かれました。強い。本当にありがたかったです。
これで本当にラストスパート。
◎15：00
ゴール地点 黒部市総合体育公園
は～～～無事帰ってきました～～～！今回はド平坦の130ｋｍだったので、地味にきつかったですね。登りは嫌いですが、下りでその分進むので…。
〆は名水鍋！疲れた体に染みわたります。最高。
名水のオブジェ…（絶対違う）
その後某テレビ局より茶番インタビューを受け、「次の目標は！（180ｋｍ完走待ち）」と聞かれて「衰えを感じたので鍛え直します」という夫と「完走できたのは何の力？！（愛の力待ち）」に「運営の皆様、富山の力…」と答えてしまった私たちなので、多分使われません。
ドロドロの駐車場と別れを告げ、父の仕事の関係で富山にある実家（仮）に戻ります。夜は泥のように眠る26歳児と化したのでした。
そして参加者特典、「KOKO黒部で使える500円券」をすっかり使い忘れていたことを思い出す始末。やっちまった～～～。翌日帰るついでに黒部へ寄り道。新潟の越後ビール「リンゴとハーブの微笑みエール」が可愛くて思わずパケ買い。残金で宇奈月ビールが使用されているビールマフィンをチョイスし500円券を無事使い切るのでした。
そして450kmの長旅を経て自宅へ帰還。
今回のライドは雨と強風に見舞われてなかなかの苦行のおもひでと化しましたが、この年齢になっての完走は自分の中でかなり自信になりました。運営陣の皆様を始め、温かい応援をしてくださった富山の方々、サポートしてくれた夫、泊めてくれた実家の父母に改めて感謝を！
また機会があれば参加します！
p.s.
そういえばFUJIに乗っている人が全然いなくて寂しかったです。おわり。
