密吉の備忘録

一向に整わないところで

温泉旅行@福島

昨年の7月に初めて福島へ訪れてからすっかりとりこになった私。


(昨年は大内宿・五色沼・吾妻小富士へ)
ただ、昨年は前日に福島行きを決めたので、のんびりというよりはアクティブな小旅行。いわきに訪れた時もロードバイク持って行っての日帰りでした。(その時の記事はこちら)夫婦両実家共に県外ということもあり、自分達の旅行よりも帰省が優先になってしまう日々。さらにお付き合いしている頃はコロナで旅行どころではなかったので、今年こそ!!!のんびりと二人で旅行をしたい!!!!できれば温泉!!!!!!福島の!!!!!と騒ぎ立て、ついに温泉旅行への切符を手に入れたのでした。

今回の目的地は、県内数ある温泉の中でも「100%源泉かけながし宣言」をしている高湯温泉に決定。下道で約4時間前後。父の赴任先まで運転していくことや地元に公共交通機関使って戻るよりもはるかに近いので、段々と距離感がバグり始めています。二人で運転すれば一人2時間程度でいいのか…と。笑

 
道の駅はなわで昼ご飯。マイタケおこわのいなりずし。最高。

腹ごしらえをして再出発。地元にいた時はチキンで全く運転ができなかったのに、人間たくましくなるもので気が付いたらちょうど中間地点。この後はひたすら登っていくので夫と交代してもらいました。

到着!車を降りるとふわっと香る腐卵臭。さあ!温泉に来ました!という感じの香りでテンションが上がります。ちなみに温泉旅行なんて父の会社の保養所へ行った時ぶり。硫黄泉が何だか知らない小学校低学年(今でも全然知らないけど)。髪が浸かっていたことに気が付かずドライヤーをしてパサパサ&真っ白の大惨事になった思い出以来です。


チェックインはフロント…かと思ったら通されたのは囲炉裏のあるラウンジ。ウェルカムドリンクはノンアルコールのスパークリングシャルドネか何だか忘れましたが、美味しくいただきました。食事の時間決めと貸し切り露天風呂の予約をし(これがまさかの追加料金なしなんですよね…)客室へ。


モダンテイストでおしゃ…


地元のフルーツを使ったセミドライフルーツ。これがまたおいしい。

客室をぐるっと堪能したあとはさっそくお湯を頂きにいきます。安達屋さんは「大気の湯」という有名な露天風呂をお持ちです。ただし混浴なのでご注意を 笑
女性限定の時間(18:00-21:00)もあるのですが、ディナータイムと被るので若干行きにくい時間。女性の風呂にも露天風呂があるのでそれだけで満足しようと思っていたのですが、メインに入らず帰るなんてもったいない!!!!せっかくなので!!!!チェックインすぐなら誰もいないかもしれない!!!まあ、なんとかなるさ!!!!と行ってみたら…

なんと!!!!
誰もいなーーーい!!!

脱衣所でちょうど出会ったご婦人が「今ならだれもいないわよ!」と親切に教えてくださっていたので、安心して入浴できました。
(※タオル使用がOKなのでフロントで借りました。)

www.adachiya.jp

是非お風呂の写真はこちらでご確認を。ミルキーブルーと言えばいいのかしら…。失礼ながら絶対こんなの盛ってるだろ!!!と思っていましたが、本当に写真のままだ…と感動したお湯でした。入って良かった…。

大気の湯から引き返し、内湯と女性の露天を満喫。は~極楽、極楽。

客室数が20室以下ということもあり、他のお客様とお風呂のタイミングがかぶりにくいのが最高でした。私は結局女性限定の内湯&露天に3回入りましたが、ほぼ人と被らず3回とも貸し切り状態。一人の~びのびと風呂を楽しむことができました。最高…。


湯上りはラウンジでルイボスティーやコーヒーなどのフリードリンクを頂き、リラックス。スタッフさんに「自由に写真撮っていいですからね」とお声掛けいただき、せっかくなのでパシャパシャ~。


時間になったので、貸切風呂「薬師の湯」へ。


離れにあるので、下駄に履き替えて行きます。このお湯がまたよかった。最高。内湯の貸し切りは予約が取れなかったので、また次回のお楽しみということで。なお、貸し切り風呂2種は、22:00~夜中・夜明け~7:00(だったっけな)は開放されていて先着でお湯を楽しめます。私は見事に寝ていたので入れず。笑

 
 

せっかくなので日本酒も頂きました。

ディナーは夏らしいメニュー。お行儀が悪い…と思いつつもこんな豪華なお料理を食べられることなんてそうないのでつい写真におさめてしまいました。量がちょうどよく、幸せな満腹感。


なお、夜はラウンジがバーラウンジに。こちらもなんとフリーアルコール。


先程のお風呂で親切に教えてくださったご婦人とここで再会。しばらく談笑し、楽しい時間を過ごすことができました。

もう一度露天風呂(女湯)に入って星空も楽しみ、就寝。お肌はつるすべ、心も体もポカポカ。もう言うことなしです。ただ、布団が変わると眠れないので眠りが浅くなりがちな私。この夜は突然「アハハハハ!!!」と寝ぼけて爆笑をかましていたそうです。オバケでも出たかと夫を驚かせたらしいのですが全く記憶にない。恐怖。

 

朝起きて、朝食まで時間があるのでもう一度風呂へ。

これにお粥、お味噌汁、親子煮、珈琲とパンまで。
特にジャムが美味しかった…さすがフルーツ王国。

食後、名残惜しいのでもう一度お風呂に入りたくなりましたが、これ以上入ると湯あたりを起こしそうなので諦めました。

11:00がチェックアウトですが、せっかくの福島を楽しもうと10:00頃チェックアウト。夫と二人でまた絶対行こうね、とリピ確だね、と帰路に着くまで何度も何度も話をするくらい楽しい宿でした。安達屋さん、大変お世話になりました。

 

次に目指すのは「浄土平・吾妻小富士」
昨年は私がサンダルだったので、火口一周ができず。高湯温泉から15分程度で着くのでリベンジへ。




※登山ではないので軽装備です

マルバシモツケ

今回はとにかく霧がすごい。ミストのような霧に包まれながら一周を楽しみました。ここに来ると、毎回なんともいえぬ夢心地になります。夢なのか現実なのか、私はどこにいるんだ?と。何度でも訪れたい場所の一つです。

 

そしてさらに目指すのは「郡山石筵ふれあい牧場」

帰り道だし、なんかおもしろそうだからと突然決めた目的地。ぐいぐい登って下って、安達太良山を越えて…無事到着したのもつかの間。見えた文字は、

本日定休日/(^o^)\

無事閉店芸を決めたので、昼飯処を探します。とはいっても、朝がたっぷりだったので、軽食でいいよねと選んだのがこちら。


なんと夫チョイス。落ち着く素敵な所を見付けてくれました。ガチのクリームソーダや!!サクランボがシロップ漬けじゃない!!ガチのサクランボや!!!と二人で興奮しながら飲み干し、美味しいマフィンやスコーンに舌鼓を打ち、無事帰路に着きました。いやあ、本当に楽しかった。

 

と思い出に浸りつつ、やっと自分の布団でしっかりと寝た翌日…

 

洗濯物が!!!!

腐卵臭!!!!!!!

ふぁーーーwwwww

 

洗濯後になんかおかしいとクンクンしたところ気が付きました。恐るべし、硫黄泉。特に入浴後に着ていた下着類が特に芳醇なかほり。手を打つならいまのうち、と調べてたどり着いたのがこちら。


家に眠っていたクエン酸です。
水に薄めて20分ほど浸け置きをし、すすぎ落す。この時点で少し香りは和らいでいました。もう一度洗濯機に衣類を放り込み、たまたま持っていた柔軟剤のサンプル品も入れて香りをごまかそうとします。(本当は良くないだろうけど笑)

 

30分後・・・

 

無事、
香りは消えました(若干)


名残はあるものの、かな~りマシに。あと数回選択したら勝てる気がする。そんなこんなで福島の旅は終わり。硫黄泉に入る時は、香りのおみやげが付いてくるんだな~それもまた趣ィ~と学びましたとさ。おわり。

 

p.s.
洗濯物を取り込み、やはりどこか腐卵臭...と頭を抱えていたら、私は閃いた。
Agスプレーがあるじゃないか!!!brand.finetoday.com

振りまいたら1番効きました。良い子は真似しないでね。笑

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