密吉の備忘録

一向に整わないところで

5月の私

仕事辞めて約2ヶ月。
今までずっと何か始めたらちゃんとせな、
最後までやらんのはあかんという気持ちが
少なからずある生き方していたような気がします。
中途半端はいかん、的な。
真面目にすべてをこなしていた人間ではないのだけれど。

だから私はどうやって仕事をしていたのだろうかと思ってしまったり
片付かぬ家の中を呆然と見て、
毎日何もできない自分に涙したりする日が続きました。

自分が望んで決めた道なのに、なんでこうなってるの
という思いもかなり大きくありました。

でもよく考えると別に本当に何もしてない訳ではないし、
引っ越ししてすぐに動くことができる人もいれば、
私のように心も体もアンバランスなスロースターターだっているはず。

100人いれば100通りある、何事も「適当」が大事と
言い聞かせて、言い聞かせて
やっと心のゆとりができて
自分のために動く時間ができ始めました。

銀行に行くときに、当時頑張って稼いだお金で一人ランチ。
ついでに珈琲飲んだり、百貨店ぶらついたり。
昨日は初めて図書館にも行けました。

小さな「できた」が自分の中で自信になるんだ、と
言葉では簡単に言えたことを、
身に沁みて感じる日々です。

あと少し気持ちが楽になったのは、
お世話になったボスに連絡を取った時に
弱音を吐かせてもらえたことも大きいかもしれません。
「まずは、何も考えず、体調を整えて、
 その土地でしかできないこと、食べられないものをしっかり楽しみなさいね」
「本当の自立は、人と助け合って初めてできることだと私は思うから大丈夫」

元気そうな声が聞けてよかったわと言われたその日は
頭痛からの吐き気で寝込んでいました。
元気になれたのは、あなたのおかげですと
言いたかったけれど「ぼちぼち元気です~~」とか言った手前、
心の中で感謝するのでした。笑

夫、家族、友人、元職場の先輩方、部の方々、
本当にいろいろな方の助けがあり、新しい生活に慣れ始め、
新生活を始めても死なない!
アイデンティティがなくなるわけでもない!
私は私だし、人間どうにでもなる!と
やっと自分の中に落とし込めた5月になりました。

まだまだ自分が思っている以上に
体は嘘をつけないという感じの日々は続いていますが、
パートナーとは遠距離が長かったこともあり、
とても楽しんでいます。

ちいさな「できた」と適当を大切に
ぼちぼち生きような、と改めて自分に言い聞かせるつもりで
書きなぐりました。

ちょっと何言ってるのか分からなくなってきたところで
終わります。
みんなマジ生きててえらいよ~~~~~~。

おわり

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