密吉の備忘録

一向に整わないところで

ねむれぬ

眠れぬ夜。

やっぱり無理に寝ることはやめやめ、と自分に言い聞かせる。

まあ、明日もちょっと頑張ろうかなとか。


そして、おやすみ

 

 

ねむりのよだん

 

眠れない夜、怖い夢を見た夜。小さな私は、よく親の布団に潜り込みにいっていた。さっきまでの謎の不安は消え、ふっと意識が遠のく。

川の字で寝ていた幼少期、妹と二人で寝ていた学生時代。そして、いつの間にか、憧れの自室が出来て、一人で眠るようになった。仕事の不安で眠れない日は、時がひたすらに経つのを待った。明日は来てほしくないけれど、明日目覚めないのも怖いのだ。そして、目覚めて朝、絶望と安堵。

今、どうにも眠れない時は、眠れないんです、と同居人をちょいちょいと呼び寄せる。心地の良い体温と落ち着く香りに包まれて意識が遠のく。

おとなこども。

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