密吉の備忘録

一向に整わないところで

どうしようもない日

時々訪れる、どうしようもない日。
どこか遠くに行きたい、シューっと空気にでもなりたい。死ぬのは面倒くさいし、別に死にたいわけではない。ただ、どこか遠くにフラッと出て行って、今の私から遠ざかりたい、そう思う日がやってきます。

ペースでいうと、だいたい2、3カ月に一度。早い時は1カ月に1度。おそらく自覚したのは中学生くらいから。

この「どうしようもない日」を何年も繰り返すうちに、こういう日はどうしようもないから、ボーっとするしかない、という結論に落ち着くようになりました。

でも、ボーっとすればボーっとするほど、頭の中でいろいろな言葉や感情がぐるぐるぐるぐると渦を巻いて、気が付いたら泣いていますね。まあ、泣こうが、喚こうが、暴飲暴食しようが、出掛けようが、何をしてもどうにもならないので、自分で自分を放置する。これに限ります。

そうすると、さ、動きますか、と突然スイッチが入り、とりあえず、顔をつくる気力はないから、ズボンだけはパジャマから履き替えよう、髪の毛が邪魔だからまとめよう、と少しだけ動けるようになるのが常。

今日がまさにその「どうしようもない日」で、どうしようもない1日でした。

もちろん外食をする元気もないし、宅配を頼むのはもったいない。昼はパンかじって終わり。
あとやたらと腹は空くのでお菓子は食べた。満たされないけど。

人のつくった飯を食べたいとは思うけれど、来月はもう師走。どうせ外食や飲みが増えるので今月はせめてセーブしたい。仕方がないから、夜ご飯だけは頑張って、本日の私は閉店。

あー、今日も生きていて偉い。偉いよ偉いよ。と全く心のこもっていない棒読みの褒め言葉を脳内で無限リピートするのでした。

まあ、棒読みだけど、「自分はクソ」と思うよりは多少マシな気がして、だましだましこれからも生きていくわけです。

本当にどうしようもないけど、まあ、そういう日もあるさ。

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